この福井県小浜にある宇久湾(うぐわん)。
穏やかな海で栄養価豊富な海水で育つ魚たちは海が与えてくれるありがたい恵みです。
漁師の一日は日の出前から始まる。
基本的に海が荒れて出られない時以外は海の上。



海の仕事をして50年。
旦那は釣り船『谷久丸』の船長です。
素人さんでも、ベテランでも海の魚釣りなら、わしにお任せあれ!

全長:16.15m / 全幅:3.65m / 総トン数:8.5t

水産高校で、ハワイ沖で2ヶ月にも及ぶマグロの延縄漁学習などを始め、海に携わることをしっかり基礎を学ぶ。やっぱり海が好きなんだな。漁師は、やりがいのかたまりです。
海仕事の師匠はじいちゃん・・・今はもういないけど、この18年間でしっかり海での漁の仕方をしっかり教わった!!
俺が今は最高の魚を、来る日も来る日も漁に出て、世の中の人に旨い魚を食べてもらうために頑張っている。
冬からわかめ養殖もしているので、2月~5月末まで期間限定でわかめ料理も味わっていただきたい。

この度、谷久渡船の『ポイントカード』が誕生!
乗船1回ごとにスタンプ1個押印致します!
他の渡船屋なら、乗ってスタンプぺったん当たり前・・・うちは船頭にお見事!ってうならせる大物釣り上げたらサービススタンプもう1個ぺったん!!腕がなりますね(*^▽^*)

定置網漁
海の中の魚の通り道に固定式の網を仕掛け中に入った魚を獲る網漁
あらゆるお魚が獲れます。

刺し網漁
うちは6~8月までの夏の期間は栄螺(さざえ)を刺し網漁で漁獲します。さざえ・アコウ・メバル・アブラメなどが対象
捕獲した栄螺(さざえ)は自家製のわかめを餌にしているので、味も風味も格別!
天然わかめ漁 養殖わかめ
この宇久湾は非常に穏やかな上、栄養価が豊富な海なので、わかめが育つには良い条件が整った場所。そんな海で12月にわかめの種付けをしたロープを海水にセットし、2月から5月末まで収穫することができる。

葉がやわかい!苦くない!ミネラルたっぷり!
わかめ漁から加工までの工程

112月種付け

22月ぐらいから収穫 この専用の水中眼鏡で船から海中を覗いて、専用のカマで、良いワカメだけを選別し採取。(この時点で、黒くて美味しくなさそうなワカメは獲らない)

3川で洗浄と塩抜き作業をする

4丸一日天日干し

5翌日状態を確認し、むしろの上で半日干し

6みんなでカットし袋津詰めして出荷。
戦後、わかめを海から獲ってきては加工したワカメを藁で包んで、箱詰めして自転車で、よー小浜市内まで売りに行ったわ。わかめを春に納品して、秋に逆にお米を貰う。物々交換しみんな協力して生きとったんやで。


春
- やりいか
- 紋甲いか
- 鱸(スズキ)
- 鱒(マス)
- 鯵(アジ)
- 真鯛(マダイ)
- 真鯖(マサバ)
夏
- 真イカ
- 鱸(スズキ)
- 鯵(アジ)
- あこう(キジハタ)
- 栄螺(サザエ)
秋
- 障泥烏賊(あおりいか)
- あこう(キジハタ)
- ハマチ
- 平政(ヒラマサ)
- グレ
冬
- 鰤(ブリ)
- ハマチ
- 障泥烏賊(あおりいか)
- 鱸(スズキ)
- グレ

焼き魚
魚の美味しさがよくわかるね

アジの南蛮漬け
長時間揚げているので頭からパクッ!

わかめ唐揚げ
さっとひと揚げわかめの風味が凝縮。チビらも大好き!

旬魚の煮付け
優しい味付け。魚の味がしっかりと引き立つ煮付け

カニの切り身
蟹の酢の物。さっぱりしてるが しっかり味

イカと旬菜の小鉢
どちらの食材にも合う味付け

へしこ茶漬け
ばぁちゃん特製へしこを朝からお茶漬けでどうぞ!

わかめの佃煮
口の中でとろけだすかのような柔らかさ

わかめしゃぶしゃぶ
お鍋に入れると鮮やかなグリーンに

栄螺(さざえ)
夏と海を感じられる唯一無二の味わい
海幸スタンダード
調理前まで活かしてある魚はホンマに旨い
プリップリで身の弾力がしっかりして食べれば違いがわかるはず!魚の種類によって、直前で絞める方がいいものと、数日寝かして旨味を引き出してから 捌く方が美味しい魚がある。宿ではその特徴を見極め調理致します。
皿盛り海鮮コース
みんなで大皿に乗ったお魚みてビックリ仰天!
お魚大好きさんはこちら皿盛りコース
わかめ料理コース
2月から5月期間限定
心身共に健康健やかに!うちのばぁっちゃんもわかめ食べて健康・肌ピッカピカ
わかめのしゃぶしゃぶはお箸でワカメをひとすくいし、お鍋にダイブ鮮やかなグリーンに変身。ポン酢にくぐらせれば極上のわかめしゃぶしゃぶわかめ唐揚げはクセになる。我が家のチビ達も隙あらばわかめを狙ってます(*^▽^*)。
真イカ栄螺(サザエ)コース
6月から8月期間限定
真イカの姿造り 新鮮でないとこの旨味は体感できないんだよ
さざえ食べると思うよね。夏だ!海だ!さざえの色んな料理も楽しんで
障泥烏賊(アオリイカ)コース
障泥烏賊は、肉厚だが固くない。
噛めば噛むほどねっとりと粘りがでて口の中で、甘味と旨味が大爆発致します!
若狭とらふぐ
11月から3月期間限定
若狭を代表する食材『若狭とらふぐ』、豪快にお箸でさらう『てっさ』、お鍋でグツグツの『てっちり』
ぷりぷりのとらふぐの味わいがよく伝わる。ふぐの唐揚げは、揚げる事で旨味がぎゅっと中に閉じ込められている
ふぐのひれ酒(ふぐ料理ご注文の方へ ひれ酒ご希望あればお出しいたします)ふぐの香ばしい香りが熱燗と混ざり合うことで、ふぐの旨味成分が溶け出した日本酒は至福の時を感じるでしょう。
かに料理
11月から3月期間限定
日本海の冬の味覚の王様
鍋・刺・焼・蒸 どんな調理をしても人を魅了する食材。蟹を食べているお客様を見ているとついつい笑っちゃいます。みなさん、だま~ってひたすら蟹と向き合う・・・ 旨いものを食べている時って言葉は不要ですねV(^O^)V
朝 食
自家製へしこ
若狭に代々受け継がれてきたスローフード。酒の肴に、ご飯のお供に一度食べるとクセになる香りと風味がお口いっぱいに広がる若狭に伝わるソウルフードです。
しっかり脂の乗った鯖を樽に敷き詰め、塩を入れて一週間ねかす。
そうすると、魚の旨味を含んだ水分がでてきます。これを『ひしお=醤』ばぁちゃんたちはこれを『せ』と呼んでます。そこから糠・麹・鷹の爪・山椒の葉・醤などを入れ、しっかりした重し石を乗せて、約一年熟成させるとへしこの完成。 当館では、朝からあっつあつの御飯にへしこを乗せてのお茶漬けをオススメ。もちろんそのまま、召し上がっても美味しいですよ。
